アニマルスポーツ

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アニマルスポーツを紹介

アニマルスポーツとは、動物を使った競技のことで、動物のみのものと人間と一体となって進めるものとがある。

犬ぞりレース

犬ぞりとは、移動の手段としてソリを犬に引かせること。主に積雪地帯で人や荷物を運ぶのに使われる。エスキモー犬、樺太犬、シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエドなど、体重45キログラム前後のソリ犬が用いられる。ソリ犬は寒さに強く持久力に優れ、人間によく従うため、スノーモービルが実用化されるまでは、シベリアやカナダ・アラスカなど高緯度地域での主要な移動手段であった。過去には北極や南極の探検にもよく使われた。

現在ではドッグスポーツやイベントとして、各地で犬ぞり大会や犬ぞり体験会が開かれている。

競馬

競馬は、騎手と馬が一定の区間をどれだけ速く駆け抜けられるかを競うスポーツであり、現在では多くの場合ギャンブルと関連するギャンブルスポーツである。

一般には騎手が馬に騎乗して一定の距離を走り、正規に最も早く決勝線に到達した馬を勝者とする。コース途中に設置された障害を飛越したり、騎手が乗った車やそりを引っ張ったりすることもある。

競走馬は、平地や障害、速歩競走ではサラブレッド、サラブレッド系種、アラブ、アングロアラブ、アラブ系種の軽種馬もしくはクォーターホース、スタンダードブレッド(アメリカントロッター)等の中間種が用いられ、ばんえい競走では重種馬が用いられる。

障害競走

障害競走は競馬の競走の一種であり、コースに設置された障害物を飛越しながらゴールに到達する早さを競うものである。障害競走は途中の定められた障害の飛越を行う点で平地競走と異なるが、馬術の障害飛越競技とも異なり飛越そのものは評価の対象とならず、他の競馬の競走と同様に決勝線に到達した順に順位が決定される。また、障害飛越の際に飛越失敗による転倒や騎手の落馬が起こることがあるため、スピードを抑え安全な飛越を行わせるために競走は全て長距離で行われ、負担重量も平地より重くなるように設定されている。

馬術

馬術は馬に騎乗して運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ、技術体系、また競技種目である。ヨーロッパに端を発するブリティッシュ馬術と、新大陸におけるカウボーイ乗馬を起源とするウエスタン馬術の二つが主流をなしている。二者は技術もスタイルも大きく異なっているが、双方に共通する最も大きな特徴は愛馬精神の尊重である。オリンピックでは動物を使用する唯一の種目であるとともに、選手の男女が区別されない唯一の競技でもある。

オリンピックでは、馬場馬術、障害飛越競技、総合馬術の3種目が行われるが、世界選手権大会ではこれらに加え、軽乗競技、長途騎乗競技、馬車競技、障害者馬術の計7種目が行われる。

ポロ

ポロは、紀元前6世紀のペルシャ(現在のイラン)を起源としてヨーロッパに伝播し、イギリスで近代化されたスポーツである。ポロはチーム競技であり、1チームは通常4人で構成される。メンバーは馬に乗り、マレットと呼ばれるスティックで球を打つ。この球を相手チームのゴールに運べば得点となる。競技時間は7分間のチャッカーが6回で、一人の選手は試合中4頭まで馬を替える事ができる。また、一頭の馬を連続する二つのチャッカーに続けて出すことは出来ない。

日本では、広い競技場、競技者が騎乗できる事、1人につき最低2頭の馬 (2頭と言うのはあくまで最低限であり、4頭連れていかねば競技を通して行うのは困難)という必要な条件を満たすことが困難なためごく一部で行われているに過ぎない。

レイニング

レイニングとは、ウエスタン馬術における競技の一種である。ウエスタン競技馬の馬場における運動能力を競うものであり、ブリティッシュ馬術における馬場馬術に比定される。レイニング競技は駈歩(ロープ、ギャロップ)により、大小のサークル、リードチェンジ、スライディングストップ、ロールバック、スピン、バックアップといったマヌーバとよばれる運動を、様々なパターンで組み合わせた規定演技を行うもの。規定演技だけではなく、音楽とともに行われるフリースタイルもあり、これは馬場馬術の自由演技に相当する。

レイニング競技会は、他のウエスタン馬術競技同様、観客が歓声を上げるにぎやかな雰囲気に包まれる。選手にはウエスタン風の服装が義務付けられる。また、しばしばチャップスが着用される。レイニングでは、各競技人馬は70ポイントを与えられており、定められた運動ごとに加減算された上で、総合評価を受ける。

ロデオ

ロデオとは、北アメリカが起源の家畜、特に牛や馬を使った伝統的なスポーツ。

カウボーイや、スペイン語でバケーロと呼ばれた牧童などが、ラウンドアップ(原野で野生化した牛や放牧地にいる牛を一斉に捕らえること)で集めた牛の焼き印押しや出荷などの作業終了後に、自慢の腕を披露する遊びから始まったスポーツ。当時はアメリカやメキシコを中心としたカウボーイ文化を背景に、度胸試しや腕試しの要素が強かったが、20世紀に入ると厳密なルールが定められはじめ、戦後から現在に至ってはれっきとしたプロスポーツとして組織化されている。町のお祭りで開かれる大会に出たり、趣味としてロデオに興じるアマチュアも多いが、トッププロはゴルフや競馬やバスフィッシングなどと同様に、全米各地で開催されるプロ大会を転戦し、その賞金総額で決まるシリーズチャンピオンを目指す。また、競技用の家畜を提供するオーナーにもかなりのレンタル料が支払われるため 競馬同様最強の牛(馬)を見つけたり、つくり上げるオーナーも多い。