球技

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球技を紹介

アメリカンフットボール

アメリカンフットボールとは、フットボールの一種であり、楕円形のボールを用いて、2つのチームで得点を競い合うスポーツである。ゲームの目的は、ボールを相手陣内のエンドゾーンに向けて前進させ、得点することである。ボールを前進させるには、主にボールを持って走る方法と、味方にパスを投げる方法がある。得点を得るには、主にボールを持ってゴールラインを通過する、エンドゾーン内でパスを捕球するほか、キックしたボールをゴールポスト上に通過させるなどの方法がある。試合終了時に得点の多いチームの勝ちとなる。

アメリカおよびカナダで単にフットボールというときは、アメリカンフットボールのことを指す場合がほとんどである。

ゲートボール

ゲートボールとは5人1組の2チーム対抗でおこなわれる日本発祥のスポーツである。1947年、鈴木和伸が北海道芽室町において、クロッケーをヒントにして考案した。元々は太平洋戦争後の物資不足で遊び道具のない子供のため、また子供の不良化防止のために作られた遊びだったが、高度経済成長期に高齢者向けスポーツとして爆発的に流行、現在では日本だけでなくアジア各国にも普及している。近年では、高齢者のスポーツというイメージを払拭するため、2人制と3人制の競技に限り『リレーション』と改名されている。

ゴルフ

ゴルフは、コースにおいてクラブといわれる道具で静止したボールを打ち、ホール(カップとも)と呼ばれる穴にいかに少ない打数で入れられるかを競う球技の一種。漢字では孔球と表記する。静止したボールを打つため簡単そうに思えるが、対戦相手と打ち合う球技ではないため、精神力が重要とされ、精神力7割技術力3割とも言われている。

基本的に個人で行う球技だが、団体戦もある。個人戦の場合においても、競技者とコースを同伴するキャディがいる。キャディはクラブを持ち運びするだけではなく、競技者にアドバイスできる唯一の存在となる。

アマチュアにおいてもプロゴルファーを目指すのでもない限り、中高年から始めることも可能で、比較的高齢となってもプレイを楽しめる。自分の年齢よりも低い打数で1ラウンドを終了(エイジ・シュート)した者は、「エイジ・シューター」と呼ばれる。

普通にプレイしようとすると、用具代やプレイ代、会員権などの費用がかかりがちなスポーツであり、経済的余裕がある者が主に楽しむ競技である。

サッカー

サッカーは、数あるフットボールのうち、アソシエーション・フットボールないしはアソシエーション式フットボール等と示される、スポーツ競技のひとつである。他のフットボールと比較して、手の使用が極端に制限されるという大きな特徴がある。

1チームは11人以下でどちらかのチームが7人未満の場合はプレイしない。2チームが敵味方となり、1個のボールを主に足を使って移動させ、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへと運ぶ。相手ゴールにボールが入ると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点を記録したチームが勝ちとなる。

足以外でも手と腕以外は使って良いが、手や腕でボールに触れた場合は反則となる。各チームには1人だけゴールを守る特別な役割のプレーヤーを置くことが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことを許される。

チュックボール

チュックボールとはコートのエンドライン上に置かれたネットにボールをシュートするハンドボール形式のスポーツである。攻撃側がシュートしてネットから跳ね返ったボールを守備側がノーバウンドでキャッチできなければ攻撃側の得点となる。キャッチできればそのチームにシュート権が移る。ドリブルをせず、三回以内での味方同士のパスのみでボールを運びシュートする。相手チームのシュートやパスを妨害してはならないのが特徴。1970年にスイスのヘルマン・ブラントが考案した。

ドッジボール

ドッジボールは、バレーボールなどを使い、敵にボールをぶつけるスポーツまたはゲーム。多くは2つのチームに分かれて大人数で行う。漢字では避球、又は飛球と表記するが、この表記はそれほどメジャーではない。小学校で多く行われ、協会が設立されるまでは、スポーツというよりも、遊びの一つとして存在していた。そのため、様々なルールが各地の子供たち独特の感覚で決められ、近所の小学校であっても微妙な違いがあった。

バスケットボール

バスケットボールは、5人対5人で一つのボールを使い、相手チームのバスケットにボールを入れることなどで得点を競うスポーツである。試合時間終了後に、より多い得点を得たチームが勝利となる。また、その競技に使用する専用のボールを指すこともある。

バスケットボールは一人の人物によって考案された数少ない競技のひとつである。考案者はアメリカ、マサチューセッツ州スプリングフィールドのYMCAの訓練校の講師を務めていたカナダ人のジェームズ・ネイスミスで、彼の考え出したルールが現在のバスケットボールの原型になっている。

バスケットボールは当初から人気があり、スミス大学の体育教師を務めていたセンダ・べレンソンによって女子バスケットボールが始められるなど、その年のうちにアメリカ国内のあちこちで競技されるようになった。そしてYMCAを通じ世界各国へ急速に広まり、1904年から1924 年までオリンピックの公開競技として行われた。1932年6 月には国際バスケットボール連盟(FIBA)が結成され、1936年のベルリンオリンピックから男子オリンピック正式種目に採用された。また、1976年のモントリオールオリンピックから女子正式種目にも採用された。

バレーボール

バレーボールとは、ネット越しにボールを打ち合う球技である。1チーム6人、または9人の2チームで行われる。9人制は主に「ママさんバレー」として日本では頻繁に行われているが、世界的には普及しておらず、国際試合などは6人制で行われている。6人制では1セット25点(5セットマッチ/5セット目は15 点まで)で行われる。日本語や漢字圏では排球と訳されている。

バレーボールは、女性や子供が気軽に楽しめるレクリエーションとして1895年2 月9日、アメリカ合衆国でウィリアム・G・モーガンによって考案された。このころのルールは非常に単純で、試合に集まった人たちを同じ数の2チームに分けて、ボールを打ち合い、ボールを落としたほうが負けというものであった。

ハンドボール

ハンドボールは、7人ずつの2組がボールを相手のゴールに投げ入れて勝負を競うスポーツである。走・跳・投という運動における基本3要素を求められさらにボディコンタクトという格闘的な意味も含めた総合スポーツでありダイナミックなシュートシーンやスピーディーな試合展開が魅力となっている。五輪競技であり、本場欧州では、サッカーに次ぐ人気を誇る国もある。日本ではマイナーなスポーツの印象が強い。日本語では送球(送球)とも呼ばれ、中国語では手球という。

ビリヤード

ビリヤードとは、ラシャと呼ばれる布を張ったスレートのテーブル上でキューと呼ばれる棒を使い、静止している球を撞き、別の球に衝突させてそれらの球が起こすアクションを自分の思い通りにコントロールしようとすることを目的とした競技である。他の多くの球技と異なる点は、体力の優劣、年齢によって勝敗が左右される要素が少ないことであり、そのため子供から年配者まで幅広い年齢層のプレイヤーが楽しむことができる。また各プレイヤーの実力に合わせて適切なハンデを振ることにより、初級者からプロまでが同じテーブルで直接対戦することができる。

ビリヤードは常に一人でテーブルへ向かってプレイを行い、静止した球を撞き、対戦相手と直接球を撞き合うことはないため、ショットの成否は全て自らのプレイによる結果となる。また、体格や体力において優れていれば必ず勝てるとは言えず、技術の熟練度やプレッシャーに負けない精神力、集中力を備えているほうがよい結果を残すことが多い。技術の緻密さ、ゲームを有利に進めるための戦術を競う競技であることから、メンタルスポーツのひとつとされる。

ボウリング

ボウリングとは、プレイヤーに対して頂点を向けて正三角形に並べられた、10本のピンと呼ばれる棒をめがけてボールを転がし、ピンを倒すスポーツ。1ゲームは10のフレームから構成される。第1~9の各フレームは2回投球できる。1投目にストライク(1投で10本のピン全てを倒すこと)が出た場合はその1投のみで次のフレームに進み、それ以外の場合は残ったピンをそのままにして2回目の投球を行う。1投目で残ったピンを2投目で全て倒すことをスペアという。第10フレームは、ストライクもしくはスペアが出た場合には計3回の投球を、それ以外の場合は2回の投球を行い、ゲーム終了となる。

通常、ボウリングを行うための専用施設であるボウリング場で行われる。ボウリング場は中にいくつものレーンがあり、ピンセッター(ピンを自動的に並べる機械)やボールリターン(ボールをプレイヤーの元に送り返してくる仕組み)などを備えているのが普通である。様々な重さのボールの他に、専用の靴なども貸し出している。

野球

野球は、2つのチームが攻撃と守備を交互に繰り返して勝敗を競う競技。大会やリーグによって、予め定めた以上の一方的展開になった場合や気象条件等により途中で試合を打ち切るコールドゲームの規定、攻撃時に投手と呼ばれるポジションの選手の代わりに攻撃専門の選手を使う指名打者制度の有無、審判員の人数等細かな違いがあるが、これは大会やリーグごとに、それぞれの環境で最良と考えられる制度を採用しているため。

現在野球で用いられているボールは硬式球・準硬式球・軟式球の3種類があり、使用するボールにより、それぞれ硬式野球・準硬式野球・軟式野球と呼ばれる。日本では、プロ野球や都市対抗野球(社会人)、大学野球、甲子園の高校野球では硬式が使われており、一般的に組織名や大会名などで単に野球と称する場合は硬式野球を示す場合が通例である。一般のレクリエーションとしての野球や、小学校や中学校などで行われる野球は、軟式野球が主である。準硬式野球は、あくまで運営組織の分類上も多くの場合は軟式野球の一種として扱われているが、用具や試合会場は硬式と共用の物が用いられる。

主に競技の発祥国とされているアメリカ合衆国を始め、キューバやドミニカ共和国などのカリブ海周辺の諸国、日本や韓国、台湾などといった東アジア地域の国や地域を中心に人気が高い。

ラグビー

ラグビーはフットボールの一種。2つのチームに分かれて行われ、楕円形のボールを奪い合って相手陣のインゴールまで運ぶ、あるいはH型のゴール上部に蹴り入れて得点を競うスポーツである。イングランド発の競技ということもあり、ヨーロッパ(イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、フランス、イタリア、(イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズはホームユニオンと称される)ばかりでなく、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド、サモア、フィジー、トンガ)および南アフリカ、アルゼンチンで人気の競技である。とりわけ英連邦諸国内ではサッカーと並ぶ人気スポーツである。

ラクロス

クロスと呼ばれる先に網の付いたスティックを用いて、直径6cm・重さ150gの硬質ゴム製のボールを奪い合い、相手陣のゴールに入れることで得点を競う。男子と女子ではその他のルールが著しく異なり、また用具も異なっている。

現在は1チーム男子10人・女子12人で、約100m×55mの競技フィールドで行われる。ゴールは183cm四方の正方形で、アイスホッケーと同様にゴールの裏もフィールドとして使うことができる。プレーヤーにはアタック(AT)、ディフェンス(DF)、ミッドフィールダー(MF、ミディとも呼ばれる)などの役割分担があり、ゴールを守る選手はゴーリー(G)と呼ばれる。クロスの先についた網(ポケット)の中でボールを揺すり、遠心力を利用して保持するラクロスに特有の動作のことをクレードルと呼ぶ。

世界的な競技人口は約60万人、日本では男女合わせて約25,000人とされる。4年に一度、男女それぞれワールドカップが開催される。