ソリ競技

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ソリ競技を紹介

スケルトン

スケルトンとは、きわめて簡易な構造の小さなソリで滑走し、全長1300から1500mのコースの速さを競う競技。滑走2回または4回の合計タイムで争う。ウィンタースポーツのひとつ。頭を進行方向に向け腹這いの状態でそりに乗るのが特徴である。最高時速140km以上にもなる。現在冬季オリンピックの正式競技種目となっており、男女別の1人乗りの種目がある。

1885年にサンモリッツ・トボガンそりクラブが作られ、スイスのサンモリッツ~チェレリーナ村近くまで凍結した道を降りて競争されていた。 当時は現在のような頭を下にするスタイルではなかったが、あるイギリス人が頭を下にして滑るスタイルで滑ったところ非常に速かったことから主流となり、今のスタイルが採用され公式スポーツになった。

ボブスレー

ボブスレーは、独特な形状と機構を持つ専用のそりに乗ってその速度を競う競技で、ウィンタースポーツの一つ。最高速度は130km/h~140km/hに達し、「氷上のF1」と呼ばれる。

ボブスレー用のそりは、鉄製のシャーシに流線型のFRP製カバーをつけたもので、前方にハンドル、後方に停止用のブレーキを備えている。前方と後方の左右に、ランナーと呼ばれる刃(エッジ)を計4枚備えており、それで氷面を滑走する。前方のランナーは舵になっており、ドライバー(パイロットとも言う)が操るハンドルと連動して左右に振ることができる。2人乗りと4人乗りがある。

近年では、競技向けボブスレー用そりは空気力学の観点からの研究開発が進んでおり、バンクーバーオリンピックではイタリアチームがフェラーリ製、ドイツはBMWの開発協力によるものを使用するなど、レーシングカーの開発とよく似た開発競争が繰り広げられている。

リュージュ

リュージュとは、そりに仰向けに乗って速さを競うウィンタースポーツ。元はフランス語で「木製のそり」の意。冬季オリンピック正式種目の一つである。競技は男子1人乗り、女子1人乗り、2人乗りの3種目がある(2人乗りは性別を問わない)。

そりの重量は1人乗りが21kg~25kg、2人乗りが25kg~30kgで、選手の体重に規制はないが、それぞれの選手によっては最大男子は 13kg以下、女子は10kg以下の重りをつけることが許されている。スタートは両手でそりのグリップを握り、前後に振って反動をつけてから飛び出す。さらにスタート直後に、指先にスパイクのついた手袋で氷をひっかいてスピードをつける。そりには仰向けに乗り、空気抵抗をできるだけ少なくした姿勢で滑走する。最高速度は120km/h以上で、1/1000秒までタイムを測定する。